- 歩くと膝が痛い
- 膝上、膝下が痛い
- つまづく事が多い
- 体が傾いている気がする
- レントゲン検査で骨に異常はなかった
膝の痛みの原因、思い当たりますか?
こちらのページをご覧になって頂いた方に初めにお聞きしたいのが、その膝の痛みの原因がご自身でおわかりになりますか?という質問です。
もし、プロ並みにスポーツに取り組んでいたり、過去に外傷の経験があるならば、おそらくそれが原因でしょう。
しかし、多くの方は、「特別な原因が思い当たらない」のではないでしょうか?
もしくは、「今まで通りの日常生活」や、「今まで通りのスポーツ」を行っていただけなのに、気づいたら「膝が痛い」となっていたのではないでしょうか?
実は、膝の痛みは、筋力だけの問題でもありませんし、使用頻度に比例するものでもありません。膝に掛かる負荷のバランスにあるのです。
膝の痛みの原因は「骨盤の歪み」
これと言った原因が思い当たらない場合、その膝の痛みの原因は「骨盤の歪み」かもしれません。もし、みなさんが、膝の痛みと共に、以下のような事を感じていたらその可能性は高まります。
・膝が伸びない
・片足が疲れやすい
・つまずきやすい
・体が傾いてる気がする
・腰が痛い
これは、骨盤が歪んでいる時に感じる症状でもあります。
骨盤の役割は様々ですが、その働きの1つに、体重を両足にバランス良く分配することがあります(イラスト参照)。要は、体重60キロの人であれば、右足30キロ、左足30キロという訳です。
しかし、これは、骨盤が正常で水平性を保った状態であればの話です。水平性を失い、傾いた骨盤は、この分配機能が崩れます。例えば、歪んだ骨盤は、上記の60キロの人であれば、右足10キロ、左足50キロのような事が実際に起こり得るのです。
すると、50キロの負荷が掛かった左足へのダメージは相当なものです。特に、膝関節は、極めて繊細な構造でありながら、動ける方向に乏しく柔軟性に欠ける部位です。ダメージを受けやすい関節という事です。
原因が明確でない膝の痛みの裏には、このような原因が隠れているケースが非常に多いです。
このような場合は、レントゲンなどの画像検査には映りませんので、「原因不明」とされるケースもありますし、人によっては、「運動不足」として、筋力低下を指摘される事もあります。
しかし、原因は確かに存在するのです。
膝は人生においてとても大切な部位
体のどの部位も、健康を保つ上で重要なのはもちろんですが、その中でも、正常な「膝」は、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の維持発展にとても大切です。
それは、何より「歩行」に関わる部位だからです。
歩行は、我々人間が充実した生活を営む上で最も大切です。それは、自分自身で生活するための、人間が興味を満たすための「移動手段」であるからに他なりません。そのため、高齢で歩行困難になると認知症が進行するケースが多いのです。
そう考えれば、膝だけでなく、足に関わる関節はどれも大切です。しかし、上でも記した通り、膝はとても緻密な構造になっているため、一度痛めると回復しずらいという特徴もあるのです。
そのため、早い段階で骨盤のバランスを整えることで、膝への負担を減らし、ダメージを蓄積させないようにすることが、長い目で見ればとても重要になってくるのです。
早い人だと、20代後半ぐらいから膝に不調を訴える方もいます。もし膝に違和感を感じているのであれば、早めの調整をお勧めいたします。
お電話ありがとうございます、
腰痛と骨盤矯正専門整体院でございます。