受験生の腰痛【男子編】

受験生男子

こんにちは、東京飯田橋の反り腰専門ランバー整体院の服部です。

今回は、受験生の腰痛【男子編】についてお話ししていこうと思います。

新型コロナウィルスの影響で、中々学校や塾に行けず、自宅での勉強を余儀なくされ、苦労している学生さんは相当数いると思います。その中でも、中学、高校、大学受験を来年に控えている学生さん達は特に大変だと思います。私自身、高校、大学受験を経験しているため、その大変さは身をもって知っていますが、現在の状況に比べると、その大変さは比にもならないと思います。自宅での勉強時間の増加やリモートでのオンライン授業などで、普段以上に腰が痛くなったり、悪化したという方も多いのではないでしょうか?
「受験生の腰痛~男子編~」と称して、受験期間中の男子学生が腰痛になってしまう原因について紹介していきたいと思います。

男性は女性に比べて腰痛になりやすい?

元々、男性は女性に比べ腰痛になりやすく、女性よりも腰痛に悩まされている人数が多いというデータがあります。その中でも、受験期は特に腰痛が発症しやすいタイミングと言われており、その原因としては以下のようなものが挙げられます。

・骨盤の形状
・筋肉の柔軟性
・部活引退による筋力の低下
・勉強時の環境
・ストレス要因

などが原因となって発症しやすいとされています。では、1つ1つ見ていきましょう。

骨盤の形状

骨盤の男女比

まず1つ目の骨盤の形状とは、男性は女性に比べ骨盤が小さくなっています。

女性の場合、出産があるため、男性より骨盤が大きくなっており、赤ちゃんが体外に出やすくなっています。

しかし、男性の場合、出産が無いため、骨盤が小さくなっています。それにより女性よりも安定性が無いため、足を組む割合などが増え、骨盤が歪みやすい状況になってしまうため、腰痛が発症しやすくなります。

筋肉の柔軟性

次に筋肉の柔軟性です。

ダンスなどの動画を見てみると一目瞭然ですが、ブレイクダンスなどのパワーや筋力を維持するダンスは男性の方が得意とされていますが、バレエやチアリーディングなどのしなやかな動きを必要とするダンスなどは女性の方が得意としていますよね。

このように、男性は女性に比べ、筋肉の柔軟性や弾性力が少ないため、背骨や関節が固まりやすくなります。それにより、ちょっとした動作などでギックリ腰を発症し、その後、腰痛が慢性化してしまうのです。

部活引退による筋力の低下

3つ目の部活引退による筋力の低下は、文字通り、部活の引退を機に、今まで体を支えていた筋肉がなくなってしまうため、腰痛が発症しやすくなります。

部活をしていた時は、競技に必要なインナーマッスル(体幹)やアウターマッスル(表層筋)がきちんとついていた為、背骨や骨盤が歪みづらく、腰痛になりづらい状態でした。しかし、筋肉の落ちるスピードが非常に早く、今まで体を支えていた筋肉がなくなった結果、上半身の重量はほとんど変わらないため腰や骨盤に過剰な負担がきてしまい、腰痛を発症、悪化させてしまうのです。

勉強時の環境

4つ目は勉強時の環境です。

普段受験生の皆さんは、どこで勉強することが多いですか?多くは、自宅や図書館、塾の自習室、人によってはファミレスなどで勉強されていると思います。その際、首、肩こりや腰痛の事を考え姿勢が悪くならないように姿勢に気を付けている方はいらっしゃると思いますが、デスクの高さや椅子の高さや位置、クッション性などを気にしながら勉強されている方は少ないのではないでしょうか?

勉強時の姿勢も非常に重要ですが、デスク、椅子を自分にあったものに調整することもかなり重要になってきます。デスクの高さの目安としては、身長170cmほどの方で72cmほどが良いとされ、椅子の高さは42cmほどの高さが良いとされています。

また、クッション性が薄い場合は、お尻の下に座布団を敷いてクッション性を上げたり、足がつきにくい場合には、足置き台などを設置することで腰の負担を減らすことが可能です。

ストレス要因

自律神経

そして、最後はストレスが原因によるものです。

ストレス社会と呼ばれる現在、誰しもがストレスを抱えやすい環境ですが、受験期間中は特にストレスを抱えやすい時期だと思います。私自身、当時、上の住人の方の生活音や外の車の音、人の話し声にさえストレスを感じ、常にイライラしている時期がありました。元々腰が悪いという事もありましたが、当時腰痛にかなり悩まされていたことを覚えています。

では、なぜストレスが原因で腰が痛くなったり、悪化すると思いますか?

それは、自律神経が関係しているからです。自律神経とは、昼間に活動しているときに活発になる交感神経と夜間やリラックスしているときに活発になる副交感神経と呼ばれる2つに分類することができます。本来人間は寝ている時に身体の疲れを取りますが、この自律神経が乱れると、不眠などの症状が続き、身体を休めることが出来なくなる結果、腰椎(腰の骨)や骨盤などに過剰な疲労が蓄積するため、腰痛の発症や悪化などを招いてしまうのです。

受験生の腰痛には、このような原因があり、これが重なることにより、腰痛が慢性化、悪化することになります。

そのため、受験期でもストレッチや適度な運動をすることは非常に重要になります。これにより、ストレスや疲労を溜めにくい身体にすることが可能になり、腰痛をはじめとする不調に強い身体が作れます。不調に強い身体が作れると集中力や記憶力が上がり、勉強も捗るようになります。

戦後最大の国難と言われている現在、受験生の皆さんは特に不安になっていることだと思います。しかし、止まない雨はないという言葉がある通り、今は辛くても必ずその後には、状況は好転します。今の状況に負けず、受験に向けて頑張ってください。応援しています!

もし腰痛に悩まれていたら、ランバー整体院にお気軽にご相談下さいね。

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