【症例】飛行機出張による30代男性の腰痛(分離症あり)

飯田橋にある反り腰と腰痛専門ランバー整体院です。

今回は、分離症の既往歴がある方の、飛行機出張による腰痛の症例を紹介します。

お客様情報

30代 コンサルタント業 男性

ラグビー、アメリカンフットボールの経験あり

症状・お悩み

小学生時代から腰痛が出始め、高校時代部活中に腰椎4、5番分離症発症を発症。

現在も腰全体的に疲労感やコリがあり、時たま左大腿部に痺れ感がある。特に長時間座っていたり、立っているなどの同じ姿勢が続くと辛くなってくる。

学生時代に比べて、就職し始めてから余計に悪化した感じがする。

観察・コメント

飛行機の中

このお客様の場合、お仕事がコンサルタント業の為、海外や国内での出張が多く、長時間のフライトにより普段の日常生活で形成される以上の癖が体に染み込んでおり、反り腰や骨盤の歪みも大きく出ていました。

飛行機や新幹線などの乗り物を多用する職業(トラック、タクシーの運転手さんなども)の場合、クッション性のなくなってしまっている椅子に長時間座り、狭い空間に押し込まれているため、想像以上に猫背や反り腰などの不良姿勢を形成しやすくなります。一度不良姿勢になると、通常時よりも背骨や筋肉にも過剰に負担がかかる為、痛みが慢性化しやすくなります。

また、この方の場合、高校時代の腰椎分離症により、本来腰にかかる負担を関連性がある骨盤、股関節が庇ってしまっている結果、関節周りは非常に硬くなっていました。しかし、幼少期から現在までスポーツを継続されている方であった為、筋肉自体は柔軟性がありました。

施術・コメント

初見の際、出張後にお見えだった為、長時間座っていた影響で左大腿部に痺れ感がある状態でご来院されました。

痺れは大腿部だけとはいえ、痺れている感覚があるため、少し歩きづらそうでした。

腰椎分離症や腰椎分離すべり症の既往歴をお持ちの場合、強い矯正を入れると逆に悪化してしまう恐れがある為、その部位に関連性のある骨盤や股関節を中心に矯正を加えていきました。その結果、矯正直後に痺れ感が軽減し、スッキリしたと感動されていました。現在痺れ感は完全に消え、長時間のフライトにも耐えられるようになったとの事で私自身非常に
嬉しく思います。

腰椎分離症や腰椎分離すべり症と呼ばれるものは、反り腰になっている方が発症しやすく、悪化もしやすいと言われています。このような方の場合、腰のみを施術していても、あまり効果が期待できません。多くの場合、腰と密接な関係がある骨盤や股関節を調整や矯正することによって、症状が緩和する傾向があります。そのため、腰痛はもちろん分離症などで悩まれている方は、是非ご相談ください。

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