【症例】バレエ留学中の20代女性の腰痛改善例

バレリーナ

東京の飯田橋にある反り腰と腰痛専門ランバー整体院です。今回は、腰痛と足のしびれに悩む、バレリーナの女性の症例を紹介します。

お客様情報

20代 バレエダンサー 女性
2年間のバレエ留学中 腰痛の為、一時帰国中
バレエ歴20年

症状・お悩み

中学生時代から腰痛が出始め、その頃から反り腰の自覚あり
1年前から腰痛が悪化し、1ヶ月後には痺れ感も出てきた
その後、整形外科でMRIをとり、ヘルニアと診断
現在腰痛はかなり楽になったが、臀部~足先への痺れ感がある
特に動き始めが特に辛く、現在は鍼灸院にて治療中 依然として痺れ感は軽減せず

観察・コメント

モデルさんやヒールを履く人、バレエダンサーに多いと言われている反り腰ですが、バレエダンサーは意外にも反り腰ではないケースが多いのです。

バレエダンサーは日頃から背骨全体を伸ばしていることが多く、フラットバックと言われる胸椎(背中の骨)のカーブがなくなってしまっている状態やストレートランバーと言われる腰椎(腰の骨)のカーブがない状態になっているケースが多く見受けられます。ストレートランバーになると、反り腰の方に比べ、ヘルニアになる割合が高くなります。

このお客様の場合、腰椎のカーブはあった為、ストレートランバーではありませんでしたが、胸椎のカーブがなく、フラットバックになっていました。

痺れが出ている原因としては、骨盤が後傾しているために、臀部にある梨状筋と呼ばれる筋肉に負担が過剰にかかってしまい、足先に流れる神経を圧迫していた為、痺れが出ていました。

施術・アドバイス

この方は、痺れ感のせいで、バレエ留学を中断し、治療を行ってきたが、思った以上に良くならず悩まれていました。また、本来帰国する日も過ぎており為、短期間で治したいという気持ちが強い方でした。

筋肉自体は普段から動かれているため、柔らかったですが、局所的に関節の動きが悪くなっており、特に、骨盤を形成している仙腸関節(イラスト参照)と呼ばれる関節が硬くなっていました。その為、硬くなっている関節と本来あるべきカーブがなくなってしまっている胸椎の矯正をメインに施術を行いました。

初回施術後に痺れ感はなくなり嬉しそうに帰宅されました。しかし、身体の戻りが強く、最初の方は施術の数日後には戻ってしまっていましたが、徐々に痺れ感がなくなっていき、現在はバレエ留学を再開することができ、私自身非常に嬉しく思っております。

身体の戻りが強い方でも、ご自宅で出来る骨盤を歪み整えるストレッチや弱くなってしまっている筋肉を鍛えることで、しっかりと症状を安定させ完治させることが出来ます。中々症状が改善しなく、お悩みの方は、是非ご相談ください。

腰痛と骨盤矯正専門整体院