【症例】クラシックバレエが趣味の40代女性の腰痛改善例

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東京飯田橋にある、腰痛専門ランバー整体院です。

今回は、クラシックバレエによる腰痛にで悩む40代女性の症例を紹介します。

お客様情報

40代 デスクワーク 女性

趣味:バレエ 週2~3回レッスン バレエ歴40年

症状・お悩み

1か月前の起床時にギックリ腰を発症し、近所の整形外科を利用。

その際、ストレートランバーを指摘され、腰椎(腰の骨)1~4番は問題ないものの、5番が変形気味と診断される。

その後、鍼灸院に行き、痛み軽減したが、現在も腰仙付近(腰椎と仙骨の間)に違和感がある。

また、背中にも影響がありバレエのレッスン中に背中に響くような痛みもある。

観察・コメント

モデルやヒールを履く人、バレエダンサーに多いと言われている反り腰ですが、バレエダンサーは意外にも反り腰ではないケースが多いのです。

バレエダンサーは日頃から背骨全体を伸ばしていることが多く、フラットバックと言われる胸椎(背中の骨)のカーブがなくなってしまっている状態や、ストレートランバーと言われる腰椎(腰の骨)のカーブがない状態になっているケースが多く見受けられます。ストレートランバーになると、反り腰の方に比べ、ヘルニアになる割合が高くなります。

この方の場合、バレエ歴が40年と、バレエ経験者の方の中でも歴がかなり長く、フラットバック、ストレートランバー及び首のカーブがなくなってしまっているストレートネックにもなっていました。

本来、背骨に存在するカーブは、衝撃を吸収するといったクッションの役割を担っていますが、この方の場合、身体の中でカーブが存在するのは腰椎5番のみの為、そこのみに過剰な負担が掛かっていました。また、首や背中の骨も真っ直ぐ過ぎる為、着地などの衝撃を緩和しきれず、背中にも響くような痛みが出ていたと考えられました。

施術・アドバイス

この方は、これまで、バレエを続けてきたから、これからも身体の事を気にしないで日常の一部となっているバレエを続けたいという思いが強い方だったため、少し他の人より時間はかかるかもしれませんが、しっかり治していきましょうとお伝えしました。

日頃から運動しているため、筋肉自体は柔らかいですが、カーブがなくなっている背骨と密接な関連がある骨盤の動きはかなり硬くなっていました。

その為、歪みが強く、症状が出ている胸椎、腰椎をメインに矯正を行っていきました。歪みが強い方は、戻りも早い為、この方も同様最初の2~3回ほどはすぐに戻られてしまっていました。しかし、回数を重ねてくると、徐々に腰や背中のカーブが出来始め、現在は、痛みもなく、運動されております。

アドバイスとしては、タオルを用いて、本来あるべきカーブを取り戻す方法をお伝えしました。矯正はもちろんご自宅で出来るストレッチやエクササイズによって、身体の戻りを緩和することが可能です。

身体の歪みが大きく、症状が改善されない方は、是非ご相談ください。

腰痛と骨盤矯正専門整体院