【症例】ヒールじゃないとダメ!低身長が嫌な10代女子学生

身長

東京飯田橋にある、反り腰と腰痛専門ランバー整体院です。

今回は、低身長と腰痛に悩む女性の症例を紹介します。

お客様情報

女性 10代 学生

症状・お悩み

ハイヒール

見るだけで足が疲れてしまいそうな、高いヒールを履いてやってきた彼女。

ヒールを脱ぐと、小柄で、なんとなくその靴を選ぶ理由がわかりました。

反り腰による腰痛で来院した彼女は、低身長がずっとコンプレックスだったそうで、長年、学校以外の時は高めのヒールで過ごしていたと言いました。

それが、最近になり、じわじわと腰痛が悪化してきたようです。

観察・コメント

腰の動きは悪くありませんでした。しかし、前屈が硬く、股関節があまり動いていないことがわかります。

直立の姿勢を横から見ると、明らかな反り腰姿勢と猫背で、さらに重心が前方にずれ、前のめりになったような姿勢でした。また、O脚でもあり、重心が足の小指側にかかっているので、よく足を挫きそうになるようです。

あんな高いヒールで足を挫いてしまうと、大怪我になりかねません。それをわかっていながらも、ヒールをやめられないのは、それだけのコンプレックスがあるからなのでしょうね…。

施術・アドバイス

まず初めに、今のヒールを履き続けている限り、今の姿勢や腰痛は改善しないことをハッキリお伝えしました。少ししょんぼりした様子に、正直心が痛みましたが、まだ10代の彼女の将来のためです。

しかし、ヒールの高さを今より低くすると、腰痛は軽減すること。そして、反り腰と猫背の矯正によって、身長が伸びる可能性があることを伝えると、表情がパッと明るくなりました。

初回は、腰痛と反り腰姿勢を軽減するための矯正を中心におこないました。次に、腰と同時に股関節の動きも取り戻していきます。

ヒールは、人間にとって非常に不安定なバランスになるため、スニーカーなどに比べ、歩くときに股関節の動きが自然と小さくなります。ご自分の歩き方を想像してみましょう。膝の位置が変わらず、足を引きずるような歩き方になっていませんか?これは、ヒールに限らず、スリッパやサンダルなど、脱げやすい靴にも言えることなので、男性も気をつけてください。

そして、普段からあまり動かない状態の股関節は、硬くなっていく一方です。。すると、本来股関節が担うべき体の動きを、腰が負担してしまうため、腰痛を引き起こしてしまうのです。

そこで、彼女には、普段の歩き方の改善と、家でできるストレッチを、宿題としてやってもらうことにしました。普段の、何気ない行動や意識を少し変えるだけで、身体はどんどん変わっていきます。

数回の反り腰と猫背の矯正、さらに彼女の日々の努力によって、彼女の身長はなんと1.5cmも伸びました!

帰り際、「自分に少しだけ、自信を持てるようになった」と話してくれた彼女の足元を見ると、あの頃の高いヒールではなくなっていました。自分のコンプレックスを、自分の個性として受け入れ、強くなった彼女は、同じ女性としてとても魅力的で、本当に素敵だと思いました。

腰痛と骨盤矯正専門整体院