過剰な「もみほぐし」はかえって身体に良くない?

増える「もみほぐし」のお店

もみほぐし

昨今のIT化により、パソコンやスマホを使う頻度が激増しています。

IT社会となって我々の生活は驚くほどに便利になりました。もはや、インターネットの無い生活は考えられません。ただ、そのIT化によって日本人の多くが肩コリや腰痛に悩まされています。

皆さんはその身体の不調にどのように対処していますか?

おそらく、「もみほぐし」を受けたり、湿布を貼ったりといった対処をされている方が多いのではないでしょうか。鍼をするという方もいらっしゃると思います。

東京ですと、JR、私鉄限らず、どの駅にも1件は「もみほぐし」のお店がありますし、大型のショッピングセンター内にも必ずあります。価格は様々ですが60分で3000円程の価格帯のお店も多くなりました。お手軽に身体のリフレッシュも出来るので重宝されている方も多いのではないでしょうか。

強い「もみほぐし」は筋肉に良くない?

ただ、お手軽に使える「もみほぐし」も、使い方を間違えると逆効果になります。今日は、もみほぐし店の賢い使い方をお伝えしていきます。

「もみほぐし」は、その名の通り筋肉を「もみ」ます。

もむことにより筋肉を緩めてリラックス効果を得るのが一番の狙いですね。疲労度が高い方には、このリラックス効果が心地よい刺激となり、充分な効果が得られると思います。

ただ、ここに落とし穴があります。

我々は、ある一定の刺激を受け続けるとその刺激に慣れます。そして、どんどん強い刺激が欲しくなります。一度、強くもんでもらうと、弱いもみ方では効いた感じがしなくなりより強い刺激を求めるという事です。

「もっと強く!」と施術者にお願いする方は注意が必要です。なぜなら、過剰な刺激で筋肉をもむことは筋繊維の破壊につながるからです(皆さんは傷があるところをグイグイと押したりもんだりはしませんよね?)。

「もっと強く!」「強めで!」とより強い刺激を求めてしまうという方は、間違いなくこの負のスパイラルに陥っていると言えます。身体を整えに行っているつもりが、結果、身体を破壊しているとしたら…

身体のゆがみが原因であることも

骨格のゆがみ

当院は、「もみほぐし」ではなく、骨格のゆがみや関節の可動域回復に対する直接アプローチを行います。

それは、筋肉の付着している骨を身体の土台と考えており、いくら筋肉をもみほぐしてもその土台である骨に歪みがあれば根本改善にはつながらないからです(勿論、そのアプローチを行うために必要な「もみほぐし」は行います)。

慢性的な痛みや不調をお持ちの方で、「もみほぐし」ではなかなか根本改善が出来ていないという方は、先ずは身体全体の歪みを整えていく事が大事です。

また、身体は、厄介なことに不調や痛みを起こしているところが悪いとは限りません。腰痛の主たる原因が首の歪みだった…なんていう事もあります。

その為には、お身体全身を見て施術をしていくという事がとても重要です。

もみほぐし&骨格矯正で効果は倍増

快適な体

決して、「もみほぐし」施術が無駄であると言っているわけではありません。

筋肉をもむことで、ゆったりとした気持ちになることは自律神経を整える事にも有効です。先に申し上げたように、ストレス社会である現代で、リラックス効果を得られる点では効果絶大です。

ただ、せっかくならその効果をより高めたくありませんか?

筋肉のアンバランスも、土台となる骨格のゆがみを整えてからであればより均等になりますし、何より「もみほぐし」が効果的に身体に効いてきます。刺激はそれほど強くなくとも、もみほぐしの前に骨格矯正をすることで効果は倍増するのです。

もし、もみほぐしで痛みや不調が解決しないと悩まれている方がいたら、当院にご相談下さいね。

一緒に痛みのない快適な体を目指していきましょう。

腰痛と骨盤矯正専門整体院